予約をとるときの魔法の言葉を教えちゃう。

 
1人でフルコース食べたことありますか。
 
 
 
 
私はあります。
 
 
 
 
 
 
寂しいヤツだなと思った、そこの貴方。
 
 
 
 
 
その通りです。寂しい。笑
 
 
 
でも平日休みだとね。
1人で行動する時間が必然的に増えるんです。
 
 
 
 
 
そこで、何がしたいか。
自分に問うてみるわけです。
そうするとね。結局。
とにかく美味しいものが食べたい。
となるんですね。
 
 
 
最近は賢くもなったので。
休みの日に行きたいお店をリスト化。
先々まで予約を取るということまでしてます。
ね、寂しいでしょ。笑
 
 
 
 
で。
 
 
 
 
先週の話。
 
 
 
三軒茶屋にあるイタリアンに電話したんです。
1人なんですけどランチ予約できますか、って。
 
 
で。
 
 
 
そのとき。男性のスタッフの方が対応してくださったのだけど、ある一言に痺れました。
 
 
 
最初、言われたときは、あまり聞き慣れないフレーズだったので「えっ?」ってなったのだけど。
 
 
でも、意味が理解できて。
 
 
わあ。
なんって素晴らしい一言なんだろうって。
ちょっと震えました。
 
 
 
 
 
魔法のような言葉なんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マネージャー
「では、●●日の●●時から一名様でお席お取りしておきますね」
 
 
 
 
 
「はい、宜しくお願いいたします」
 
 
 
 
 
マネージャー
「ミヤガワ様、ちなみに。何かこちらでお心遣いできることなどございますか」
 
 
 
 
 
「えっ??とんでもないです。席だけ用意していただければ、充分です。楽しみにしております」
 
 
 
 
すごく良くないですか。
 
 
 
 
 
 
 
 
「お心遣いできることなどございますか」
 
 
 
 
 
 
 
って。
 
 
 
 
 
なんですか、それ。
 
 
 
 
 
 
この一言の凄いところは2つ。
 
 
1.お客様の潜在的な(自分でも気がついていないかもしれない)ニーズを掘り起こせる、かもしれないこと
 
 
 
例えば。既にお店でコレを真似してみてるのですが。早速、掘り起こしまくってます。実は妻のと結婚記念日で、とか。(プレートを提案しました)毎年恒例の親戚の集まりなんですよ、とか。(個室とコースを提案しました)
 
質問されることで。予約する側もその場で考えるわけです。「えーっと、何かあるかな」と。「あ、そういえば、、、」と続いたら、その内容はお店にとって大事な情報になる可能性が高い。
 
 
2.
第一印象から大事にされてる感が伝わり過ぎてお店のことが無条件に好きになってしまう、かもしれないこと
 
 
 
同じく。魔法の言葉で、「実は姉の誕生日で」という情報を引き出したのですが。なんと会計の際に。「プレート素敵なのをありがとう。初めて来たんだけどね。電話の対応から親切でとても嬉しかっわ。いいお店ね、ありがとう、また来ます」と。
 
 
貴方のために私にできることはありますか。なんてことを、普通の生活の中で聞かれることないですよね。あんまり。だから、それだけで。特別なものを贈られた気分になってしまうんですね。きっと。
 
 
 
 
 
どんなに忙しいときでも。
その一言を添えるだけ。
それだけのことなのに。
 
 
 
 
 
 
 
本当は僕が見つけた「魔法の言葉」なので。内緒にしておこうかと思ったのですが。
 
もし使いたい人がいたら使ってもいいですよ。
 
 
 
 
 
 
「何かお心遣いできることはございますか」
 
 
 
 
って。
 
 
 
:)

 

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メインディッシュのカトラリーは好きなものを選んでください。

素敵なお店です。ペペロッソ@三軒茶屋