読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2017/04/23(スペインでもコドモたちは走り回っていた、けれども。)

2017/04/23
 
 
お土産話シリーズ第2弾。
 
 
スペインでもコドモたちは走り回っていた、けれども、それを咎めるオトナはいなかった。という話。
 
 
 
 
今回の旅では”美食の都市”と呼ばれるサンセバスチャンに4日間ほど滞在してきました。
 
 
 
サンセバスチャンというのは人口18万人ほどの小さな都市です。
青葉区の人口は30万人
 
 
 
その小さな街にミシュランの三ツ星レストランが3店、二つ星が2店、一つ星が4店。
さらに、「世界のベストレストラン50」にランクインしているレストランが2店舗も存在します。
※日本でランクインしているレストランは2店舗
 
 
 
それで「美食の都市」なんて呼ばれているわけです。
どうして、そんなことが起きたのか。
その話は長くなるので、今回は割愛。
気になる方は下記の書籍に詳しいです。
 
『人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡』
 
 
 
 
さて、旅行の話に戻ります。
 
 
ここサンセバスチャンには「バル」と呼ばれる、立ち飲みのお店が沢山あります。殆どのお店にはカウンターに大皿で「ピンチョス」(バゲットの上に食材を乗せて串で指したもの)が並んでいて。お客さんは好きなものを勝手に摘みながら、お酒を飲むというスタイル。
 
 
 
そして旧市街には、細い路地に所狭しと、小さなバルが何百軒と存在しています。夜になると、街中の人たちがここに集まってきて、みんなワインやビールを片手に宴を始めるわけです。
 
 
 
また、独特の「はしご」(一つのお店で食事を済ませるのではなく、何件ものお店で少量づつ食べる)という習慣も。それぞれの「バル」には得意な料理があるので、みんなお目当ての一品だけ食べて、次のお店へ移動したり。
 
 
これが、また愉しいのです。
 
 
ということで。僕らも毎晩7〜8軒の「バル」で食べ歩いておりました。
 
 
まずは、あそこで巨大マッシュルームのピンチョスを食べてビールで乾杯しようか。
次は、そこの海老のピンチョスが美味しいらしいから、白ワインとどうでしょう。
あ、あそこの蟹のラビオリは人気らしいから食べてみませんか?
そろそろメインで、あのお店で牛頬肉の煮込みと赤ワインにしようか。
〆はあのお店のポルチーニのリゾットか、或いは、あっちのチーズリゾットですかね。
あ、ここのチーズケーキは人気らしいから持ち帰れるか聞いてみる?
 
 
 
みたいに。
 
 
 
とにかく、この街の人達は、よく飲むし、よく食べる。
楽しくなりすぎて、踊ったり、歌ったりしている人もいます。
美味しい、と、愉しい、が溢れている街なんです。
 
 
 
 
 
それでね。
 
 
 
 
 
 
バルが集まるエリアには必ず広場があるんですよ。
なぜなら、教会があるから。
 
 
 
 
 
そして、その広場。
夜はコドモたちの”遊び場”になっていました。
 
 
 
サッカーボールを追いかけている子もいれば。
友だちと追いかけっこをしている子もいる。
地べたに玩具を広げて遊んでいる子もいます。
 
 
 
夜の21時とかですよ。笑
 
 

 

 
コドモたちが広場で走り回っている間。
オトナたちはもちろん、バルで飲んでおります。
 
 
 
毎晩、そんな光景を眺めていたらね。
これは「いいな」って思いました。
 
 
 
オトナもコドモも各々に楽しい時間。
オトナもコドモも各々に楽しめる場所。
オトナもコドモも各々に楽しんでいい文化。
 
 
 
 
 
誰も子どもがうるさいからと言って嫌な顔はしません。
誰も子どもを放っておくことで責められることもありません。
 
 
 
なんか、いいんですよ。
 
 
 
それで思ったんです。
僕らのお店にはテラスがあるじゃないですか。
 
 
オトナたちがビール片手に食事を楽しみながら。
コドモたちがテラスで遊んでいるのを嬉しそうに見守っている。
 
 
そんな景色は素敵じゃないかって。
 
 
旅先の広場で見た景色を。
自分たちのお店でも見られたら嬉しいなって。
 
 
 
きっと、みんなも好きだと思います。
あの景色。
 
 

f:id:kyounotencho:20170423073149j:plain

 
 
:)