2017/04/07(余白を持つことについて)

 
昨日の朝。ふと。
座席のレイアウトをしているときに思いついた。
 
 
机を壁から、”ちょっと”だけ離してみたらどうだろうか。
 
 
イメージはこんな感じ。
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通常:”壁机”
昨日:”壁 机”
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分かりにくいですね。笑
 
 
 
“ ”くらいの余白。20cmくらいかな。
C1、C15、F20、A5、A10あたりを壁からちょっとだけ離してみました。
 
 
 
 
入社して数日目の頃の話。
社長が僕に言いました。
 
「家具を壁に押し付けて並べるのって、余裕がなくて嫌なんだよね。だからさ。俺は(本社の)エントランスの椅子を壁からこのくらい離して並べるんだ。気がついたら、誰かがまた壁にぎゅっと押し付けるんだけど、必ず俺がすっと離しておくわけ。」
 
 
 
もちろん僕も店長なので。
お店では席数を増やすことで、売上を伸ばせるということは理解しています。
だから、飲食店ではみんな机をギリギリまで詰め込むわけですよね。
 
 
でも。
”20cm”くらいはいいんじゃないかな。
別にお客様も気がつかれないかもしれないけれど。
 
 
どちらかというと自分たちの気持ちの問題。
机にも気持ちにも”20cm”くらいは余裕を持つ。
そんなお店がいいなって思っています。
 
 
 
 
ところで。
 
この机を離してみるアイディアをこっそり津坂さんに話してみたら、
「あ、料理提供の時にそこにスペースあると楽ですね」とのこと。
 
 
情緒的な店長。
機能的なスタッフ。
 
 
 
 
:)