2017/04/05(コドモとレストランの幸せな関係)
早速、3日坊主になりかけました、「今日のテンチョー」。
小松さんの「あれ、いいですね」の一言によって。
再び、やる気がもりもり湧いてきました。
昨日のランチタイム。
婦人の常連様がお一人でご来店。
ひかりさんかな。F20の席に案内をしてくれていました。
僕はちょうどその方の食事が終わった頃合いに。
お皿を下げに行きつつ、ご挨拶。
「こんばんは。今日は子どもたちが多くて、少し騒がしかったですね。申し訳ございません」
すると、婦人から一言。
「本当ねえ。でも、いいのよ。子どもは元気なものだし。それに、ここはそういうお店でしょ」
はっ、としちゃいました。
僕らよりも、お客様のほうが、僕らのことを理解してくれている。
コドモもオトナも楽しめるお店がいいな。
そう思ったから、社交場をつくりました。
そう思ったから、キッズメニューの種類を増やしました。
そう思ったから、家族で楽しめるようなイベントを企てています。
そうしてコドモ連れのお客様が増えた。
それは、僕らが望んだことなんです。
だから、コドモを野放しにしていい。のではもちろんなくて。
だから、コドモに”レストランでのマナー”や”越えてはならない一線”をきちんと伝え続ける。
婦人の「ここはそういうお店でしょう」は、僕に問いかけてくれました。
「コドモを歓迎すると言ったのはアナタでしょう?」
そうなんです。
コドモを連れてきても安心して食事を楽しめるお店。
オトナたちがコドモたちを温かい目で見守れるお店。
そんなお店にするのが、僕らの仕事です。
自分の子供くらい注意してくれよ、とか。
もっと子連れに寛容でもいいのに、とか。
どっちの意見が正しいのか僕にはわかりません。
分かっているのは、僕らは”議論”をする側ではない、ということ。
自分たちのお店ですから。
大事なのは、コドモもオトナも楽しめる環境をどうやって創造するのか。
次回は、もう少しそのあたりを具体的に書いてみようかと。
3:)
2017/04/01(コドモとレストランの幸せな関係)
昨日のこと。
F20に座っていた婦人と娘さんの2人組。
横の席の子どもたちの食べ方のマナーが酷すぎて、食事をする気にならないとのご意見。
くまもんに呼ばれて、様子を見に行ってみる。
まず、隣のF17で、ママが泣いている子どもに少しヒステリー気味。
ママが怒れば怒るほど、女の子の泣き方もエスカレートしていくわけです。
近くに行って女の子に声をかけてみる。
「どしたの?ご飯おいしくなかった?僕とソフトクリームつくる?」って。
そしたらね、まだ目に涙を溜めながらも。
「うん、ソフトクリームつくる」って。
それで、一緒に小さなソフトクリームをつくって。
そしたら、ママもほっとしたみたいです。
「ありがとうございます」って。
ママの目まで少し潤んでいたりして。
ああ、ママたちも苦しんでるんだなあ、って思いましたよ。
隣の席からは嫌な目で見られて。
子どもはいくら注意しても聞いてくれなくて。
人前で怒鳴っている自分のことが一番情けないって分かっていて。
そんなことが今日だけでなくて、もう1年とか、2年とか続いているわけでしょう。
それは、もう神経やられるよね。
自分の子供が多少、やんちゃしてもさ。見て見ぬふりしちゃうくらいに、ね。
さて、それからF20の婦人のお席へ。
「先程は隣の席の子どもたちの件、失礼いたしました」と。
そしたら、婦人の方。
「店長さんよね。決してクレームを言いたいわけではなくて、少しお店から注意してくれれば、私たちも気持ちよく食事ができたと思うのよ。オープンしたときから、よく使わせていただいているし、子どもたちの声が多少うるさいのは良いんだけど、裸足で走り回ったり、その脚でソファーを歩き回ったり。そういうのは、ちょっと目に余るというか。口うるさくてごめんなさいね」
うん。こちらも、仰る通り。
せっかくの休日。
久しぶりに里帰りしてきた娘さんとの食事の席。
仕事はうまく行っているのか、とか。恋人とはどうなのとか。
今日は娘の近況を肴に、美味しい食事を楽しみましょう、と楽しみに来てくれたのだと思います。
それなのに、隣の席の子どもたちのことが気になりすぎて、お話どころか、食事をする気分でもなくなってしまいました。
これも本当に心が痛い。
さて、僕らはどうするのが正解なんでしょうね。
続きはまた明日考えます。
3:)
あ、ふじわらくん。誕生日おめでとう。
20歳のあなたの活躍が楽しみです。