お店に新しい作品を飾ったので、作家さんにも見ていただき、ちょっと話も伺ってみたので共有します。

 
f:id:kyounotencho:20181011091504j:plain
 
 
 
 
 
叔父が、たまに死ぬ練習をしているんですよ。
 
 
 
作品のことを伺おうと思って、お会いしたのに。全然関係ない。
でも、もしかしたら関係深いのかもしれない。この言葉ばっかり頭に残ってしまいました。
 
 
 
 
前田さんには少し変わった叔父さんがいて。
40歳から急にアーティストになると言って、ニューヨークへ行ってしまって。
10年経って帰国したら、次は新潟に行ってしまったと。
今は海の上で死にたいからと、船舶の免許を取って。
ときどき、浜辺で死ぬ練習とかしているらしい。
 
 
 
 
こんな話を。別に奇をてらっているわけでもなく。
昨日の天気の話でもするかのように喋る前田さん。
想像していた通り、ゆっくりと丁寧に話をしてくださる方でした。
あと、想像していたよりも、よく食べる方でした。笑
レストランに作品を飾る作家さんとしては最高ですね。
 
 
 
 
 
さて、我々のお店に飾っている作品。
モチーフは「窓」です。
 
 

 

 
 
 
そこには彼女の原体験があって。
詳しい話は小川さんがシェアしてくれたインタビューの記事から引用しておきます。
 
 
 
===
 
小学生だったある日、私は2つ下の階に住む友達の家に遊びに行きました。
友達の家のリビングの窓から見える景色は、私の家から見えるものと全く同じでした。
でも私は、その景色に違和感を覚えて気持ちが悪くなってしまいました。
見慣れた高さと違うところから見る景色はまるで偽物の世界を見ているような体験でした。
 
「私の価値観は、私の家の窓だ! 私の目は、あの窓から見える景色でできているんだ!
この窓がいつかなくなってしまったら、私はこの目を失ってしまうんだな」
 
あの時の感覚を、いつか表現できたらいいな、とずっと思っていました。
 
===
 
 
 
 
それで、ずっと「窓から見える景色」を描き続けているらしいです。
 
 
 
 
人の感受性ってすごい豊かですよね。
子供の頃のそれを守り続けている前田さん。
ちょっと羨ましいです。笑
 
 
 
他にもいろんな話を伺ったのですが。
最初の叔父さんの話が強烈過ぎて。。。笑
 
 
 
 
ちなみに、今回の作品は遠山さんが購入したものです。
皆さんご存じないかもしれませんが。
 
 
彼も自分で絵を描いて、個展をやった経験があり。
その延長線上に、今の会社があります。
詳しくは読んでみるといいかも。
 
 
それで、その個展をやったときに。
自分の叔父さんが絵を買ってくれたらしいのですが。
身内の人に褒められたことが、その後も絵を書いたり、会社をつくる。
その励みになったのだとか。
 
 
 
遠山さんは前田さんのことを子供の頃から知っているので。
そんな「叔父さん」のような気持ちもあって、気に入った絵を購入したとのことです。
 
 
 
 
世の中にはいろんな叔父さんがいますね。
という結論でいいのかな。ファミリーレストランですし。
 
 
 
f:id:kyounotencho:20181011091642j:plain
 
 
:)

実家の両親、出稼ぎの倅、そんな感じてお付き合いしていきたい畑でした。

 

9月の下旬。長野県へ。

一ノ瀬さんの畑を訪ねました。

 

 

家庭菜園のつもりだったらしいのですが。

気がつけば、美味しい野菜が食べきれないくらい収穫できるようになって。 

自宅だけでは食べきれないので、是非、使っていただきたいと。

 

そんなことから話が転がり込んできて。

今回はご挨拶に伺ってきました。

 

 

神奈川からは車で3時間半ほどで。

酒屋、郵便局、そして畑。

※一ノ瀬さんは酒屋を営みつつ、郵便局もやっています。そして畑も。

 

f:id:kyounotencho:20181003093753j:plain

 

 

家にお邪魔すると。

玄関に無造作に並ぶ松茸。

 

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093742j:plain



 

「これは商品にならない子たちだから」とのこと。

なんだか不揃いなのも美しく。

※一ノ瀬さんご夫婦は山で松茸に限らず様々なキノコを採るそうです

 

 

 

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093747j:plain



 

柏の葉を乾燥させて。

松茸が乾かないように出荷するんだとか。

緩衝材に知恵と工夫。

 

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093317j:plain

 

 

まずは畑。ではなくてキッチンに。笑

お昼ご飯の準備にテツさんが参加。

お会いして10分で一緒に料理。

※右が一ノ瀬さん、仕草が大げさでなんとも愛らしいお母さまです。

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093323j:plain



 

 

 

 

見たことのないキノコたちが次々と。

 

f:id:kyounotencho:20181003093312j:plain

ウシカワ(※正式名称はクロカワ)、渋みが癖になる。

 

www.kinoco-zukan.net

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093307j:plain

アミタケ、色が鮮やかでヌメリとシャキシャキの歯ごたえが新鮮。

www.kinoco-zukan.net

 

 

 

ちなみに、本日の献立。

カレンダーの裏側にメモ。

この2倍くらいありましたけどね。笑

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093429j:plain

 

 

そして、松茸。

手でさきながら、鍋に。

テツさん割下も上手なんですね。

 

f:id:kyounotencho:20181003093539j:plain



 

f:id:kyounotencho:20181003093551j:plain

 

 

そして、締めの松茸ご飯。

人によそってもらうとお米って一段と美味しい。

何でしょうね。

 

f:id:kyounotencho:20181003093419j:plain



 

 

f:id:kyounotencho:20181003093328j:plain

 

 

 

 

字面通り、お腹一杯になって。

やっと畑へ。

 

 

 

お父さんとお母さんに畑を案内していただきました。

 

f:id:kyounotencho:20181003093758j:plain

 

 

高原という立地が野菜の生育に向いていたのだとか。

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093546j:plain

 

 

少量で多品種を育てているので、珍しい野菜も。

ルバーブなんて自分たちでも使い方がわからないと言いながら。笑

 

f:id:kyounotencho:20181003093540j:plain

 

 

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093518j:plain



 

お父さんは口数は多くないですが。

野菜を見つめる眼差しが優しい。

苗の一つ一つを丁寧に確認。

 

 

f:id:kyounotencho:20181003093803j:plain

 

 

今回、おふたりの人柄を知って。

これは永くお付き合いしたいなって思いました。

彼らが無理のない範囲で、採れ過ぎた野菜や山菜なんかを。

ときどき送ってもらう。なんか実家からの仕送りみたいですね。笑

 

 

 

おふたりをお店に招待して。

みんなでご飯を食べたいな。

 

 

 

一ノ瀬さんの野菜は不定期に仕入れ予定です。

デリとかで使うと思いますので。

皆さん、宜しくお願い致します。

 

 

:)

 

 

 

 

 

 

 

 

沼津港に行ってきました。

 

 

 

先日、沼津に行ってきました。

朝の4時にお店を出発。

 

f:id:kyounotencho:20180915233254j:plain

 

メンバーは、シェフ、店長、おがわ、私。

 

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233208j:plain

 

カモメの朝礼。

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233300j:plain

 

 

漁港に着いたのが5時半ごろ。

 

 

 

 

 

競りの見学を。

 

f:id:kyounotencho:20180915233317j:plain

 

 

目利きの人たちの熱気。

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233323j:plain

 

 

 

床一面の魚。

お店で使っているメヒカリなんかも。

 

f:id:kyounotencho:20180915232954j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233151j:plain

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233157j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233237j:plain

 

 

 

競り落とした魚には。

それぞれの卸屋さんのロゴを印刷したものが。

 

 

アキシン商会のロゴがいい。

偶然にも「100」というのが嬉しい。

 

f:id:kyounotencho:20180915233202j:plain

 

 

 

 

午後はアキシン商店のお店へ挨拶に。

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233034j:plain

 

 

 

軒先にある七輪で。

 

f:id:kyounotencho:20180915233022j:plain

 

 

今日の収穫物を試食させてくれました。

(メモとってなかったので写真だけ、すいません!)

 

f:id:kyounotencho:20180915233105j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233213j:plain

f:id:kyounotencho:20180915232941j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233005j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233010j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233016j:plain

 

f:id:kyounotencho:20180915233028j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233111j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233116j:plain

 

 

 

 

最後に集合写真。

 

 

f:id:kyounotencho:20180915232934j:plain

 

f:id:kyounotencho:20180915233248j:plain

 

 

 

 

 

 

行ってよかった。

 

 

テツさんとアキヤマさん(アキシン商会)の、

10年以上の付き合いの上にある信頼関係。

 

 

f:id:kyounotencho:20180915232949j:plain

 

 

 

これが、我々のお店の財産だなって思いました。

これから、ますます魚の種類も増やしていきましょう。

 

f:id:kyounotencho:20180915233054j:plain

f:id:kyounotencho:20180915233231j:plain

 

 

f:id:kyounotencho:20180915233329j:plain

 

 

 

:)

お店でフラッシュモブをやりたいですと言われて、最初は面倒だったのに、気がついたらめちゃくちゃ愉しくなっていたという話。

 

 

我々はサヤのことがとても好きなので。

普通なら面倒だなと思ってしまうようなことだったけど。

断れませんでした。笑

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで。

彼女のサークルのメンバーが。

お店に打ち合わせ来るようになったんですね。

 

 

 

 

 

 

最初は。

 

 

永井くんという誠実そうな1年生の男の子がやってきました。

僕はひと目で気に入ってしまいました。

こいつ、いいやつだって。

目がキラキラしてたので。

 

 

でも本当に仕事の進め方が分かっていなくて。

お店のアルバイトの子にだって、あんなに真剣に叱ったことないかもしれない。

というくらい真面目に叱りました。笑

 

 

 

その時点で僕も本気になっていたのかもしれません。

永井くんの本気に巻き込まれて、僕も本気。

 

 

まあ、それでも、ごめんなさい。

急に深夜にLINEで詰められて。

きっと嫌な気持ちにさせてしまいましたよね。

 

(でも、渉外担当として外部とやりとりをするポジションなのであれば、もっと相手への気遣いや心遣いは必要。打ち合わに担当者がこれないとなると、こっちはとても不安になります!)

 

 

 

でも、君の才能だと思います。

まわりが放っておけなくなる感じ。構いたくなる感じ。

だから、大事にしてください。

その「素直さ」と「前向きさ」という貴重な才能を。

 

 

 

あとは、もっと沢山叱られてください。

僕は君の成長がとても楽しみ。

 

 

 

 

 

次に、演出チームという子たちが4人くらいでやってきました。

その時点では、まだ色々と決めている最中だったようなので。

一緒にブレストするような形になって。

 

 

なんか一生懸命にやってるのが、とてもかわいい。

ただ、やはりクライアント(=お客様)がいる話なので。

本人たちが気持ちいいだけでは意味がない。

 

まずは。

「お客様目線が足りていない」と感じました。

今回、プロポーズをするKさん。そしてプロポーズされるYさん。

同席する、そのご家族の皆さま。

 

 

その人たちの気持ちになって、本当に考え尽くしたかどうか。

その視点がまだまだ足りていないと、そう感じました。

なので、もっとKさんや、Yさんの気持ちになって想像しようと促しました。

 

みんなは自分たちが気持ちよくて踊っているだけじゃなくて。

誰かを喜ばせたいというゴールがあるのだから。

その人が本当に喜んでくれるのかどうか。

考えて、考えて、まだ考える。

 

 

場所借りにきただけなのにね。

企画の作り方から口出されて。

もしかしたら面倒くさいと思われたかもしれませんが。

 

 

言わずにはいれられませんでした。

 

 

みんなが真剣だからこそ。

すごいプロジェクトにしたくなってしまったので。

 

 

(そのときも話したけど。別にやらなくてもいいことを皆はやっているわけです。そういう意味では僕らのレストランと一緒ですよ。なくたって、別に誰かが死ぬほど困ることはない。でも、こんなのがあったら喜んでもらえるかも!と思いついてしまったときに。誰にも頼まれていないのに、やってしまうことって、あるんですよね。そして、それって最高なんです。だからこそ、やりきったほうがいい。自分たちが一生忘れられないくらいすごいプロジェクトになるよに。そう本気で思ってやったほうが、絶対にいい。)

 

 

 

 

 

 

 

それから、お盆を挟んで。

演出が固まってきたので、プレゼンさせてくださいと。

(プレゼンさせている時点で、僕もなかなか面倒な店長ですよね)

 

 

 

またまた違う4人が登場。

どうもサークルの中心メンバーのようで。

 

 

礼儀正しくて、気持ちのいい青年たち。

ちょっと緊張しているのも、なんとも愛嬌がある。

杉原という一人目付きの悪いやつがいたけど。笑

 

 

 

プレゼンに慣れてない感じもまた愛嬌で。

(でも、ああいうときはプレゼンの方法まで含めて先に話し合っておいたほうが良いよ。本当に通したい企画があるときは、その内容がどんなに良くても、伝わらないと通らないから。勉強してください!!うちでアルバイトしたら、色々と勉強になるかもね。宣伝。)

 

 

 

彼らの提案が、どうもまだやりきれていないように感じて。

もう一度、今回のプロジェクトの目的を一緒に確認しました。

そして、そもそもフラッシュモブって何だっけ、という議論もしました。

 

 

 

こういう議論だってさ。

周りから見たらアホみたいなんですよ。

どっちでもいいよ!みたいな。

 

 

でもこっちは本気じゃない。

それがいいですよね。

僕はそういう当事者たちにしか分からないことってたくさんあると思うから。

当事者になった人が一番苦しくて、楽しくて、最高なんですね。

 

 

 

でも、あの議論はよかった。

あそこで、みんなは本音を漏らしました。

 

 

 

確かに、店長さんのいうことも最もだけど。

既に練習しているチームのメンバー(30人とか)に。

今更、この直前に演出を変えたいとは言いにくいと。

 

 

そうなんだよね。

同じようなことがね。

社会人になって、仕事をはじめると。

もっと沢山起こります。

 

 

本当はそうじゃないと思うけど、言いにくい。とか。

本当はこっちのほうが良いと思うけど、言えない。とか。

 

 

 

そういう気持ちが痛いほど分かるので。

だからこそ、やらなきゃって発破をかけました。

困ったよね。きっと。笑

 

 

僕もきっと無理だろうなと思ってました。

難易度高そうだなって。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、君たちは変えましたね。

 

 

 

 

 

ダミーのプロポーズ案をやめて。

レストランであるという環境を最大限に生かして。

クライアントの気持ちに立って考えて。

 

 

 

 

震えました。感動。

 

 

 

そのことは、やっぱりすごいことだから。

自信を持っていいことだと思います。

孫にまで自慢してください。

 

 

 

(みんながどうやって合意形成をとりながらチームの舵取りをしているのか、逆にきになるので、今度教えてください。笑)

 

 

 

 

 

 

で、本番前のリハーサル。

30人来ましたね。

 

 

 

初めてみんなのパフォーマンスを見たときは。

ちょっとびびりました。笑顔のレベルが圧倒的。

表情が豊かすぎ。踊ってる本人たちが楽しそうすぎ。

最高だと思いました。

 

 

ここでも感動しました。

まあ多少酔っていましたけど。

 (ごめんなさい!)

 

 

 

 

 

 

でね。

いや申し訳ないんだけど。

 

 

 

 

 

もしかしたら。

僕が余計なこと言わなくても。

みんなの笑顔とダンスがあれば。

 

 

 

普通にクライアントの方は喜んでくれたんじゃないかなって。

そう思っちゃったんですよ。笑

 

 

 

あれ、僕が思っていたより、全然いいじゃんって。

口出す必要なかったのかなって。

今更ね。

 

 

ごめん!

 

 

 

 

 

だから。ありがとうございます。

みんなのプロジェクトに加担させていただけて。

正直、めちゃくちゃ愉しかったです。

 

 

 

こんな、すごいプロジェクトに関われて。

僕も幸運でした。

 

 

 

「自分たちのやっていることは本当にすごいことなのか」

そんなことを皆に問いかけながら。

本当は自問していたのかもしれません。

 

 

 

僕もみんなに自慢できるような。

そんなプロジェクトをつくりつづけていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

:)

 

 

f:id:kyounotencho:20180829002454j:plain

 

 

PS

リハーサルのときはプロポーズ体験ありがとうございます。

彼女は本当に嫌がってたけど、僕はいい気分でした。

 

 

 

 

 

烏龍茶から考える仕事論。組織論。誰にも頼まれていない仕事が生まれるカルチャーってお店の財産だなという話。

ある日。

突然、ウォッシャーに烏龍茶のジャーが設置された。

 

 

 

 

私達のお店は窓が多くて、天井も高くて開放的である。

一方で、夏は冷房を入れても冷気は逃げていくし。

陽の日差しが容赦なく店内の温度を上げる。

 

そして、スタッフは汗をかく。

忙しいランチタイムなど。

水分補給することも忘れてしまう。

 

もちろん厨房は火気もあるので。

なおさら暑い。みんな汗をかく。

 

 

こまめに水分補給を、と社員(私か)は声を掛ける。

でも、実際には忙しいから忘れる。

本当に忘れるんです。

不思議。

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、ウォッシャーに烏龍茶が設置されていた。

 

 

なんだろうと思いつつ。

その液体をグラスに注ぎ、勢いよく飲む。

あの独特な甘い香りが、鼻孔から脳に抜けてゆく。

冷たいH2Oが喉から胃袋へと流れ込んで身体を冷ます。

なんとも爽快。

 

 

 

 

そして、私は。

微笑みながら、再びフロアへ戻っていった。

 

 

 

 

 

 

タッチーはきっと。

皆が水分補給をできない状況に。

誰よりも危機感を抱いていた。

 

だから、誰かに頼まれたわけでもないけど。

ある日、ジャーを持ってきて、そこに烏龍茶をつくった。

 

 

 

 

 

 

 

これって、スゴイことですよ。

烏龍茶の話だけじゃなくて。

こういうことが当たり前になっていることが。

 

 

 

 

マニュアル化もできない。

やり方を教えることもできない

下の図で言うところの、右上。

 

 

f:id:kyounotencho:20180826093759j:plain

 

*1

 

www.1101.com

 

  

 

 

 

 

 

しかも。

烏龍茶をつくることがルーティンのオペレーションに落とし込まれている。

 

 

 こういうカルチャーがあるということが。

お店の財産ですよね。

 

 

 

誰にも頼まれていない仕事。

たっちー、ありがとうございます。

 

 

:)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:参照:濱口秀司さんが糸井重里さんとの対談で書いていた図をリライト

店長(リーダー)に必要なことは旗を振ることだけではなくて、足跡を残すことではないかという気づき。

 

 

 

店長に求められる仕事って、「こうありたい」という未来を描くこと。要するにビジョンを語って、旗を振って、チームを一枚岩にすること。そういうことだろうと思っていました。昨日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、実はそれだけじゃないんだと。昨晩、クローズ後に岩田さんの買ってきたボトルを2本空けて、少し酔いながらも、テツさんが言っていることを聞いて、気がつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大ちゃんが異動してきたとき。最初から使命感を持って仕事していたから、こっちももっともっとやりきろうと思った」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしも皆の中で、この先、リーダーとしてチームをつくる立場になる人がいたら、そのときに、ちょっと役に立つことかもしれないので、この気づきを共有します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店長(チームをつくる人)に求められるのは「旗を振ること」と、もっと大事なのは「足跡を残すこと」かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足跡って。その人の人生そのもののこと。どういう生き方をしてきたのか。何をやってきたのか。そういう実際の1つ1つの行動が、その人の足跡として残っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、一緒に働く仲間はそれを見て、その人と一緒に働きたいかどうか、判断するんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の言葉や行動に。

体重をかけているか。

体温をのせているか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうやってリーダーが体重かけて、体温のせて、残した足跡があるから。目指すべき旗にも。もしかしたら本当に辿り着けるんじゃないかと、仲間も信じられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、逆に。どんなに正しいことや、素晴らしい未来を描いても、そこに本人の体重と体温がのっていなかったら、足跡は残らない。誰も本気でその山を一緒に登る気にはならないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詳細な地図と、最先端の道具は持ってるけど、家の中で計画だけ立てている人と。

手書きの地図と、旧式の道具しか持っていないけど、毎日必ず山に行く人と。

 

 

 

 

 

 

 

頂上にたどり着けるのは、どっちの人でしょうか。そして、あなたはどっちの人と一緒に登りたいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからね。

大事なんです。

 

 

 

 

 

体重をかけて、体温をのせて、足跡を残す。

 

 

 

 

 

 

 

しかも、これやり方は簡単。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その仕事のことを誰よりも考える。

その仕事に誰よりも夢中になる。

その仕事を誰よりも愉しむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって、やっぱり腹の底から思ってることは伝わるじゃないですか。重量と温度と一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということを、別に意識してやってきたわけでもなく。ただ、本当に誰よりも愉しんでいるだけなのですが。

 

 

でも、僕がいつでも全力で体重をかけて、体温をのせているから。振ってる旗がちょっと(結構?)ズレてたりしても。

 

 

(スタッフのための納涼会の空間演出やコンテンツづくりにめちゃくちゃ時間かけちゃってることや、お店の利益には一切ならないサヤの友達のフラッシュモブの演出に口出し過ぎて休日にまで彼らと打ち合わせしてたりとか。)

 

 

 

きっとみんなが修正してくれつつ、時には黙認してくれつつ、一緒に山登ることを愉しんでくれているのが、我々のお店なんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未来のリーダーの皆さん。

※ちなみに立場や肩書なんて後でついてくるものだからあまり重要ではなくて、自分がリーダーだと思ったらもう今から貴方もリーダーです

 

 

 

 

 

 

 

まずは自分自身に質問してください。

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと足跡を残せていますか?

 

 

 

 

 

 

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次は皆で、どんな景色を見にいきましょうか。そんな話を納涼会でもできたらいいな。

 

 

 

 

 

 

:)

私たちの正解はいつだって「お客様に小さなことでも嬉しく感じてもらうこと」それだけなんじゃないかな、という話

 


「それなら、メインもパスタも別の機会にしましょうか」

 

 

 


昨日の話。

 

 

 

 

 

久しぶりの青空に気分が良くなり。
そうだ父さんにネクタイでもプレゼントするかと。
思い立って、実家へ帰ることに。

 

 


母さんに連絡すると。
「夕飯はミートソーススパゲッティの予定」とのこと。
いいね。レパートリーの少ない私の母ですが。
ミートソースは沢山の野菜を細かく刻んで、じっくりと煮込んでくれる。
とってもおいしい一皿。

 


吉祥寺のgiraffe(ネクタイ専門店)にて、店員さんと相談しながら。
胸元に「正面を見据える金魚」が織られたネクタイを購入。
そうして更に気分が良くなり。

 

 

 

 

 

 

 

まだ夕刻前でしたが。
せっかくだから。(なにが?)
ミートソースの前に、少しだけ飲んでから帰ろうかなと。

 

 

 

気になっていた浜田山のイタリアンに。
リグーリア州で修行したというシェフの土着系イタリアン。
黒板に並ぶメニューを眺めているだけで愉しい。

 

 

サービスの方の説明を聞いていたら。
ミートソースのことなんて、すっかり忘れてしまい。
自然と。前菜、メイン、パスタと組み立て始める私。

 


「とりあえず、前菜盛り合わせてお持ちしましょうか」と。
そうしましょう。あ、ワインも忘れずにお願いしますね。

 


「お住まいがこの辺ですか?」
いえ、あざみ野です

「え、遠いですね」
実家がこっちなんです

「ああ、帰られるんですね」
はい、母のミートソースを食べに帰ります

「これからですか?」
はい。。。

「(苦笑)」
。。。

という会話があり。

 

 


笑顔の爽やかな眼鏡の男性スタッフから釘を差されました。


「それなら、メインもパスタも別の機会にしましょうか」
。。。はい


「そのかわり、前菜でも温かいものがありますから、こちらなど如何ですか」と。
それ食べます!

 

 


茹でた白アスパラガスと生ハム、チェダーチーズに温泉卵。
それにシャルドネを合わせていただいて。


ああ、美味しい。
お腹に余裕を残しつつ。

 


それでは、私。ミートソースを食べに帰ります。
「はい、またお待ちしております。次回は是非、当店のパスタも召し上がってみてください。」
はい、必ず。

 

 

いいお店だ。
早速、次は家族で行くことにしましたよ。

 

 

 


何を伝えたいかというと。

 


飲食店で働いていると、ついつい。
「お客様に1円でも多くのお金を使ってもらうこと」
それを「正解」と考えがちだけど。
なんか違う気がする。違和感がある。 

 

 

 

 


「お客様に小さなことでも嬉しく感じてもらうこと」
こっちが「正解」じゃないかな。

 

 

 


高齢のお客様があまり食べられないというので。
ハーフサイズの食事を提案しました。
お店の売上は半分になるかもしれません。
でも、そのお客様はきっとちょうどいい量で満足してくれます。

 

 

 

3人組のママたちがフレンチトーストを一人一つ注文。
いや、それは量が多いかもしれないので。
まずは1つにしてシェアしてみませんか、と提案しました。
お店の売上は3分の1になってしまいます。
でも、お客様は食べきれないなんて不幸を回避できます。

 

 

 

 

乾杯だけ一口づつビールが飲みたいな、と小耳に挟んだので。
そしたらグラスのビールを半分に分けてお持ちしますよ、と提案しました。
これまた売上は半分になります。
でもお客様は希望通り一口づつビールが飲めて嬉しいはず。

 

 

 

安売りしていいという話ではないです。
(上記の例はどれも安売りはしていません。適正価格をいただいています)


そうではなくて。
「売上や利益を増やすこと」を目的にしないで欲しいという話です。

 

 

売上が小さくなったしても。
「お客様が嬉しく感じること」を続けていけば。
お店はちょっとづつですが、確実に成長していきます。

 


ハーフサイズを提案させていただいたお婆ちゃん。
毎週お店に来てくれる常連様になりました。

 

デザートを食べた3人組のママ。
今度は家族を連れてきてデザートも沢山食べてくれました。

 

ビールを半分にして持っていったお客様。
結局、ワイン2杯に鹿肉まで食べていかれました。

 

 

 


ね。
大丈夫。笑

 

 


売上や利益は。
自分たちがやりたいことをやって。
その結果として残ればいい。
くらいに考えていいでんじゃないかな。

 

 

 

 

もちろん。

「嬉しく感じてもらえるようなこと」をするのは簡単じゃないです。
十人十色のお客様の「こうして欲しい」を敏感に嗅ぎつけて。
それを叶えてあげるための方法を、数分の時間でひねり出す。

 

 


でも、そっちのほうがワクワクしませんか。

 

 

客単価を上げるためにいってこい!と言われたら。
私はやる気が出ない。笑

 

 

それよりも。
どうしたら目の前のお客様に嬉しいと感じてもらえるか必死に考えてみて!と言われたほうが。俄然やる気が出てくるのです。そっちのほうが愉しい。

 

 


だから。

うちのお店では「客単価を上げるために」は禁止します。
「お客様に嬉しいと感じてもらうために」のみ歓迎します。

 

 


そんなことを考えながら。
母のミートソースを食べております。

相変わらず、これは本当においしい。
栄養不足の息子のためか。

野菜が多すぎてもはや煮込みみたいだけど。
それも、また嬉しい。

 

 

:)